南阿蘇村 アスペクタでの「肥後朝顔阿蘇展示会」

2015年 7月20日   南阿蘇村 アスペクタでの「肥後朝顔阿蘇展示会」
 床の間に飾られるような、2列の黒い置台の上に「小鉢本蔓一本作り」と言われる肥後朝顔独特の方法で育てられた肥後朝顔が、生けられた小鉢と相まって清楚なわび・さびを感じさせてくれる姿で花を咲かせていました。
 花数は3組と多くはありませんが、保存会・涼花会の方々が丹精込めて育てられたことでしょう。熊本市から会長さんも来られており、肥後朝顔の特徴などについて説明をして頂きました。これで良いのか「芯は心(しん)、心に通じる。」ということで、花芯が白く大きいもの、が秀作のようです。
 以前から南阿蘇村でも肥後朝顔展が開催されていることは分かっていたのですが、気がついた時には開催日が過ぎてしまっていたりと行けずにいました。今回は日付も場所も分かったので訪れてみました。
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肥後朝顔
 肥後朝顔は、花径が9~12cmくらいの中輪咲きの朝顔です。仕立ては「小鉢本蔓一本作り」といい、花の美しさはもちろん、茎や葉などにも一定の決まりを定め、鉢と草姿など花全体の調和を大切にした独特の仕立て方が特徴です。
 この花は、草丈を呻ばさないために必要最小限の水と肥料を与え、あえて風雨にさらしながら厳しく育てます。その上、一日限りの命の初花を、決めた日に決めた位置に咲かせる難しさがあります。平素の手入れに細心の注意と努力が求められ、そのように丹精込めて育てた肥後朝顔は床の問に並べ、早朝より観賞します。
  もともと熊本の古典園芸は、細川重賢公が園芸の振興を武士のたしなみとして奨励したことから、肥後六花などの多くの名花が創出され、承継されています、肥後朝顔も六花の一つです。肥後六花は、全て花芯は心に通じるということで、花芯を犬切にします。肥後朝顔は特に、花芯が純白に大きく
輝いています。
 肥後六花には、育成・手入れを修練ととらえ、ひたすら花を愛し、花に精進し、花に遊んだ先人たちの心意気が感じられます。数ある朝顔の中でも、ひと味違う肥後朝顔の気品ある姿をご鑑賞ください。
画像小鉢本蔓一本作り
 蔓の長さや花の位置など育て方にも厳しい決まりがあります。開花のすがたは、挿絵をご覧ください。

主な肥後朝顔の品種と花色
   ・司紅(つかさべに) 鮮紅色     ・白波(しらなみ) 雪白色     ・法衣(のりごろも) 黒色
   ・春月(しゅんげつ) 桃色       ・老松(おいまつ) 茶色
   ・殿上人(でんじょうびと) 小豆色地に白絣     ・松風(まつかぜ) 青色

肥後六花
 肥後六花は、肥後細川家8代(肥後熊本藩第6代瀋主)の細川重賢(しげかた)公の時代(1721-1785)に藩の薬草園が作られ、品種改良により生まれたものです。肥後椿(つばき)、肥後芍薬(しやくやく)、肥後菖蒲(しょうぶ)、肥後朝顔(あさがお)、肥後菊(ぎく)、肥後山茶花(さざんか)の六花です。』

場 所
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