阿蘇市 波野の「乳の木」(2019年)

2019年11月23日   阿蘇市 波野の「乳の木」(2019年)
 名前の言われともなっている、背丈以上に伸びた気根(樹乳)が見事な公孫樹です。まだ黄葉の一番の見頃には早い感じでしたが、黄葉した姿を見られました。
乳の木 (イチョウ) ふるさと熊本の樹木  昭和五十六年三月十二日登録
 この樹には次のような伝説があります。
 その昔、乳が出ず赤ん坊が痩せてしまい、困っている母親がありました。その母親の家はお金持ちで、財産を惜しまず様々な手を尽くしましたが、乳が出なかったのです。ある日、その母親は白ひげのおじいさんに出会い、乳が出ずに困っていることを話しました。おじいさんは、そのとき通りかかった貧しくも心のやさしいおばあさんに小さな木の実を渡してから、母親にこう言いました。財産を持っていても、あなたのように自分のためだけにしかそれを使うことができない人は幸せではない、あのおばあさんのように貧しくても人への温かい心をもつ人こそが幸福であると。
 その母親は、今まで自分だけよければよいと思い、世の貧しい人、かわいそうな人のことを考えていなかったことに気づき悔いました。その母親の心を理解したおじいさんは、さっきの貧しいおばあさんに渡した木の実が神様からの授かりもので、その母親のように私心を捨てた人はその木の実で救われることを教え、おばあさんから譲ってもらうよう勧めました。母親はおばあさんを追いかけ、木の実を譲ってもらうよう頼みましたが、心のやさしいおばあさんは、出会った貧しい少年にその木の実を譲ってしまっていました。しかし、やはり心のやさしいその少年は、事情を知って、何の見返りも求めずその木の実を母親に譲りました。木の実を譲ってもらった母親は不思議と乳が出るようになり、おかげで赤ん坊はすくすくと育ちました。その後、母親は貧しい人々を助けたり、親のいない子どもたちを育てたりして世のために尽くし、もらった木の実をあの白ひげのおじいさんが立っていた場所に植えました。それが育ったのがこの樹と伝えられています。      家入規生編「くさはらの里 阿蘇」より)』

chichinoki19112301.JPG
chichinoki19112314.JPG
chichinoki19112306.JPG
chichinoki19112304.JPG
chichinoki19112305.JPG
chichinoki19112310.JPG
chichinoki19112309.JPG銀杏の下にある馬頭観音
chichinoki19112307.JPG
chichinoki19112315.JPGドウダンツツジも紅葉していました。
chichinoki19112317.JPG
chichinoki19112318.JPG楢木野小学校前の銀杏
chichinoki19112319.JPG
chichinoki19112320.JPG
場 所
 次のトラックバックには、より最新の記事、ならびに関連する記事がリンクされている可能性があります。 トラックバックがある場合は、表題部分をクリックしそちらもご覧願います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント