山鹿市 鹿本農業高校の紅葉と吉岡家住宅

2017年11月29日   山鹿市 鹿本農業高校の紅葉と吉岡家住宅
 鹿本農業高校前を通りかかると、メタセコイアでしょうか?針葉樹の茶色の紅葉が見られたので撮ってみました。
 道路反対側の大きな木の下に、「国登録有形文化財 吉岡家住宅群」の案内があったので、事前に予約が必要のようでしたが家の前に行くと、ちょうどご主人がおられ見学させていただけるとのこと、通常だと一通り見るのに3時間はかかると言われたように、細かく色々説明してもらいながら、今まで長年収集されてこられた、蔵書20万冊、かすり仕事着1万点、民具1万点(農機具・民具)などを、途中お茶や昼食を頂きながら見させて頂きました。
 なによりも、養蚕農家だったということで、私の実家も養蚕をしていたので、話をさせて頂きながら子供の頃が懐かしく思いだされました。
鹿本農業高等学校前の紅葉
 校門横に茶色に紅葉した針葉樹のメタセコイアでしようか、こんな紅葉も良いですね!真ん中にモミジが赤く色づいていました。
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吉岡家住宅 (来民文庫)
 明治18年頃(1885)に建てられた主屋は、昭和20年の農地解放前は100余町歩の所有地があったという豪農らしい柱も太い豪壮な建物で、養蚕のための石火鉢など「お蚕さん」と大事にされたのは、どこも同じなのだなと子供の頃の風景がよみがえってくるようでした。
 2016年11月に登録有形文化財(建造物)として登録された建物は、主屋、江戸蔵、明治蔵、阿弥陀堂、薬医門、塀の6件だそうです。
 建物だけでなく、高校の先生をされていたというご主人が収集された、蔵書20万冊、かすり仕事着1万点、民具1万点(農機具・民具)なども、どこにもない図書館、博物館でした。
次の説明は、頂いた資料から抜粋・転載させて頂きます。
主屋内
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石火鉢 3ケ所にあるそうです。                   階段箪笥も懐かしいです!
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画像吉岡家住宅主屋
 構造及び形式:木造一部二階建、瓦葺
 年 代 等:明治18年頃(1885)
 特徴等
  山鹿中心街の東南方に位置する豪農の居宅。主屋は木造一部2階建て、東面する入母屋造桟瓦葺で越屋根を持つ。土間の北側に2列6室を配し、土間脇の表には玄関が取り付く。2階を設ける部分の1階を根太天井とする以外は棹縁天井とする。明治期の地域の景観を今に伝える。』

画像吉岡家住宅薬医門
 構造及び形式:木造
 年 代 等:明治16年頃(1883)
 特徴等
  主屋正面、明治蔵北西隅に近接して建つ。変形の薬医門形式で、間口2.3メートル。比較的細身の部材を用い、装飾要素も少なく簡素な外観を示す。屋根は切妻造り桟瓦葺。両開き板戸は塀と意匠を揃え、上部を透いて、たすき桟を入れる。敷地景観を構成する門である。』
吉岡家住宅塀
 構造及び形式:木造切石積基礎
 年 代 等:明治16年頃(1883)
 特徴等
  薬医門の北側に接し、主屋の東側から北側にかけて伸びる。割石積基礎の上に土台石を並べ、竪板張の上
 部を透いてたすき桟を入れ、上部は笠木を通して鉄板葺の屋根を載せる。薬医門と同じく主屋整備と同時期に
 建てられ、近代初頭の地域の景観を今に伝えている。』

画像吉岡家住宅明治蔵
 構造及び形式:土蔵造平屋建、瓦葺
 年 代 等:明治22年頃(1889)
 特徴等
  主屋正面に東西棟で建つ。土蔵造り平屋建て、切妻造り桟瓦葺で、南側に下屋を差し掛ける。西端の桁行一間部分は南面を開放。北面を両開き扉とし、馬車の敷地内への通路となっていた。明治22年に、近隣の七城町の二ヶ所から蔵を購入し、その部材を用いて建てたと伝わる。馬を繋ぐ金物も残るなど、馬屋としての機能を併せ持つ蔵である。』
明治蔵には蔵書(土呂久砒素公害関連の資料も)が並び、民具・農具1万点(ブータン・ネパール・中国・朝鮮などの品もあり))などの中には、熊本が誇った「日ノ本号」などの犂、各国の鍬やブータンの機織り機、水を貯えられる竹で編んだ籠など貴重なものも見られました。
 農機具では、千歯や足踏み脱穀機などを実際に使い小学生の体験学習もされているそうです。
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吉岡家住宅江戸蔵
 構造及び形式:土蔵造2階建、瓦葺
 年 代 等:明治8年頃(1875)
 特徴等
  熊本市京町から移築したと伝える土蔵。主屋の南方、敷地の南西隅に建つ。桁行3間(約5.9メートル)梁間
 2間(約4メートル)、切妻造桟瓦葺き。主屋に面した北妻東寄りに扉□を開き、内部は1・2階とも1室とする。
 腰部を板張りとする他は漆喰塗りとし、屋敷地の景観を形成している。妻入りの2階建ての土蔵造の建物で
 ある。』
吉岡家住宅阿弥陀堂
 構造及び形式:木造平屋建、瓦葺
 年 代 等:明治13年(1880)
 特徴等
  主屋の南に北面して建つ。北半は一間四方の板敷で、正側面を開放とし、南に壇を備えて側背面を板壁、
 前面を格子戸両面開きとして阿弥陀如来を安置する。
  切妻造桟瓦葺で装飾は無く簡素な建物であるが、礼拝の場として、敷地の景観を特徴づけている。』

この他にも蔵があり、そこには、藍染絣や芭蕉布、東北のぜんまい布、アイヌの着物など1万枚が保管されていました。特に藍染絣は、先生の傍ら宇土駅近くの古着倉庫に通いづめ、そこに働く女性たちが良い絣を取っておいてくれたそうです。藍染絣などのデザイン図録も出版されているそうです。
道路沿いの案内  電話予約は0968-46-2659  入場料 大人500円 (お茶お菓子付き)
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場 所


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