福岡県黒木町 黒木の大藤

2009年 4月20日   福岡県黒木町 黒木の大藤
 まず藤棚の中に入って驚くのは、花の多さと藤の良い香り。広い藤棚一面を覆った濃いめの薄紫といったらよいような見事な花で、その多さに思わず圧倒されます。樹齢600余年ということで、どれが元株か分らないように株別れして蔓の群と言った方が良いでしょう。後年周りに植えられたであろう藤と一体となって神社の境内を藤棚が覆っており、道路上にも枝を伸ばしていました。

現地説明
『黒木のフジ  (国指定天然記念物 昭和3年1月31日指定)
 この藤は、応永二年(1395)後征西将軍良成親王が植栽せられたものと言い伝えられ、その後、天正十二年(1584)七月、大友軍の兵火により焼損し、更に文政四年(1821)正月、黒木町の大火にあうなどの被害もあったが、幸いに生を保ち、六百年の樹齢を数えている。開花期は、四月下旬~五月上旬で、満開時は幾千万の花房が0.5~1.5メートルに伸び、黒木城址を背景に矢部川の清流に映え山・水・花の調和は見事である。本藤は紫藤の老巨木で、他に類を見ない代表的なものである。』 

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1969「パイプのけむり」より  團伊玖磨
『巨大な藤は、それこそ一年間ぎりぎり一杯に蓄えたエネルギー一時に迸らせたかのように、数十米四方に、花また花を溢れさせていた。大きな株から伸びた龍のような太枝は、節くれ立ち、苔を付け、神社の境内一杯の藤棚に花の房を下げる一方、神社と矢部川の間を通っている道路の上に作られた相当な距離の間の鉄骨の棚をも花で覆っていた。それはまさに薄紫の饗宴だった。藤棚の下には縁日が出て、子供が遊び、其処此処に花茣蓙を敷いて酒を酌み交している大人達も居た。』

場 所
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