熊本市 熊本博物館での肥後しゃくやく展

2007年 5月 5日   熊本市 熊本博物館での肥後しゃくやく展
 毎年恒例となっている、熊本市立熊本博物館での「肥後しゃくやく展」が、5月5日~6日で開催されました。会場には、肥後しゃくやくの切り花が約15品種、80点展示されていました。
 長い歴史の中で、衰退しそうになった時期もあったようで、今では名前の定かでないものもあるようです。そんな中に薄い赤(オレンジ色?)の花が印象に残りました。


深山雪(みやまのゆき)                           還城楽
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萬歳楽(ばんざいらく)                           遠山桜
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桜 衣                                   緑樹蔭(りょくじゅのかげ)
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想夫恋                                   秋 錦
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朝 霧                                   雪 曙
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松木陰(まつのこかげ)                           名前不明
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名前不明
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会場の様子
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肥後しゃくやくに関する説明  (配布資料を転載)
一、しゃくやくの名称と伝来
 しゃくやくの原産地はアジア大陸北東部で、日本には平安時代に中国より薬用植物として伝わりました。しゃくやくはボタン科の多年草本で、春咲きの代表的な花卉であり、冬季の休眠期には地上の葉茎は枯れます。漢字では「芍薬」と書き、根を乾燥させ煎じて薬用としていたことに由来します。医薬用から園芸化したのは、今より370年ほど前と思われます。
二、肥後しゃくやくの特徴
 この花の特徴は、一重または二重の蓮華咲きで、花弁は8~20枚程度、花の大きさは直径30cmに及ぶものもあります。花芯は100~500本あり、梅芯状に、黄金色に盛り上がります。花形整然として花色濁らず丸弁抱え咲きで、花芯の盛り上がりの大きいほど良品とされています。花の色は、白、紅、紫、などを基調として、濃淡など変化も多彩です。花期は5月初めから中旬までで、朝夕の冷気には花弁を閉じる開花運動が見られます。
三、肥後しゃくやくの改良の歴史
 肥後しゃくやくは「肥後六花」の中でも歴史が古く、今より約240年前の宝暦年間にはすでに盛んに栽培されていました。細川藩士の中瀬助之進(号・白蝶)は、寛政5年に『芍薬花品評論』を著し、花器の構造、栽培法、鑑賞法、花品評論などを記述して、肥後しゃくやくの発展の基礎を築いています。その後、幾多の愛培家の研究改良がありましたが、殊に明治36年頃、西田信常は『芍薬名鑑』を著して、栽培者・所有品種などを明らかにしました。この頃が肥後しゃくやくの最盛期であったと思われます。

場 所

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  • 熊本市 熊本博物館での肥後しゃくやく展(2010年)

    Excerpt: 2010年 5月 4日   熊本市 熊本博物館での肥後しゃくやく展(2010年)  肥後六花は世界に誇れる熊本の文化財だと思うのですが、その1つである「肥後しゃくやく」の展示会が熊本城内にある熊本博.. Weblog: 熊本の花所 racked: 2010-05-05 06:27